第1026号 1発のリスク・・・

生産を始めて2時間くらいしてから容器が汚れていると報告を受けた。
しかし汚れなんて見当たらない・・・
よく確認したら容器の底に泡のような汚れが発生。
これは・・・

原因は材料を容器に入れる際にこぼれたから。
こぼれた原因は例にもよって不明。
全く発生しないときもあれば、連発するときもある。
こぼれる原因は容器にしっかり入ってないんだが、その根本的理由が不明なのだ。
まあ、コンベアー動かしながら材料入れてるからそれが原因だろうな。
1か所だけなぜか上手くいかない部分があるんだよ・・・
これに気付かないでラインを動かしてると、汚れたコンベアーに乗って容器も汚れるってわけ。
ラインを一旦停止しコンベアを綺麗にしてから再開。
汚れた製品は200本くらいだが、汚れを拭きとって綺麗な状態にしてから再度検品。

なんで俺が指図されないといけないのか・・・
しばらく見ていたが、特に問題も発生していないのでそのまま生産継続。

今度は生産終了2時間前に発生。
しかも今度は結構多い・・・

再度確認に行ったら、やっぱりこぼれていた。
例にもよって1か所だけ不具合が出る部分で、今度はさっきの倍ぐらいの量がこぼれていた。
そして原因も不明。
というか、発生した場面を見ていないので状態がわからない。
たった1つ、1発の問題で今度は1000本からの汚れが発生。
それを手作業で拭き直して再度検品。
半分くらいは俺も拭き直したが終わるころには俺はげんなりしていた・・・

発生した時点で確認出来たらその時点でライン止めて掃除とかもできるのに、発見した時点ではもう手遅れって状態になるのがダメだ。
これは、そもそも担当者がいないからなんだよ。
本来なら機械オペレーターと言ってラインの機械の部分を担当する人間がいて、常に確認をしながら調整するはずなのに、この会社は各ラインに社員が2人。
その人間がラインの機械を全部見てるから、問題なければ機械から離れてほかの機械を見たり、ラインの確認を行ったりする。
だから問題に気付かずに生産が続いて発見してから確認するってことになるんだ。
しかも、発見は1回だけってのがほとんどで、その後は問題なく動いてるから根本原因は不明のまま。
担当者がすぐに動けば少量で終わる話なのに、いないから大量に発生する。
今回は製品自体には問題ないから不良にはなっていないが、1発の不具合で処理するにはあまりにリスクが大きすぎるだろ。

そんなわけで今日の1枚

近所の公園で撮影した写真を加工。
線を黒と輪郭検出の合わせで処理。

詳しい数値は
半径       448
強さ       0.1
ガンマ      0.31
露光量      2.34
ディテール    140
シャドウ     50
ハイライト    56
自然な彩度    21
彩度       16
エッジを滑らかににチェックボックスを入れて加工しました。

色が濃いが点も汚い感じだ。
線が綺麗に出ないからレイヤーといろいろと調整していたがこれ以上は無理の模様。
木の部分も白い部分と濃い部分が混ざった感じ。
検出の色の濃さで無理やりそれっぽく見せようとしただけだな。
全体的にもっと綺麗に色とか線が出せたら良かったんだが。
技術的にも写真的にもあまり加工に向いてなかったようだ。

ほんじゃま、今日も1日ど疲れさんってことで・・・
また今度ね。

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